〜遠隔について②〜
今回は書いた記事の中でも反響が1番あった遠隔について書いていきます。
以前の記事の中で、主に
- 遠隔は存在すること
- 遠隔をされた場合の挙動
について書きました。
この記事ではこれを前提に遠隔されるとどうなるのか、遠隔されていると疑われる挙動についてもう少し具体的に書いていきます。
遠隔と書いていますが、ここでいう遠隔とは
遠隔なのか顔認識なのかどういう方法によっているかは分かりませんが、個人を対象に出る・出ないを店が決めることを総じて遠隔と呼びます。
ここでは、演出、出玉、他の台との関係の三つの観点から書いていきます。
1️⃣ 演出面について
以前の記事で、遠隔をされた場合には激アツを尽く外すのではないかと書きました。
実際に僕がとある系列のホールで稼働した際、遠隔ではないかと思った事例を紹介します。
Pまどマギ
ほむらカットイン、きゅうべえボタン、金保留、金カットイン、さやかストーリー
→外れ
P鬼武者
入賞時フラッシュチャンス、予告調整カスタムあり
入賞時フラッシュ、タイマー×2、金保留、千鬼モード、赤タイ、赤テロ、激アツバーニング
→外れ
この二つはどちらも同じ系列店で、信頼度80%以上の予告が絡んでいますが、外れています。
さらに、この二つの台、その直後に座った人が数回転で当たっています。
これはほんの一例で、この系列の店で稼働すると、80%以上の激アツをやたら外し、その後すぐオカマを掘られます。
一度や二度なら、まぁそういうこともあるだろうと思いますが、何度もあると疑わざるを得ません。
また、演出面についてどのような影響が出るのかはお店によって異なるのではないかと思います。
中には、演出が何も起こらなくなるお店もあります。
そのようなお店では何万入れても当たりに絡むような演出が来なくなります。
(ある地域のマルハンでは六万入れて赤保留が一度だけ、当たりなしの時がありました。)
なので、演出面でチェックすべきは
①赤保留などの当たりに絡みやすい演出が来る頻度(1/319なら1万円以内に当たりや赤保留以上が一度も来ないような場合注意です。)
②激アツ予告の信頼度(1日に複数回激アツ予告を外し、当たりを取れない場合要注意です。)
次に
2️⃣ 当たった場合です。
うまく当たりを取れた場合でも、遠隔をされた場合、単発や確変スルーが頻発します。
当たりをとっても単発や確変スルーが頻発するようなら、要注意です。
その後粘ってもその店では大抵勝てません。
また、その台をやめた後にも注目してください。
単発などで辞めた後、次に座った人が数回転で当たり、その当たりが伸びた場合、店を出ましょう。
何故なら、その台は出るはずの台であったのに、あなたでは出なかったのです。
最後に
3️⃣ 他の台との関係ですが
台と台とは相互に関連しており、あちらが当たればこちらは当たらないという関係性があります。
遠隔された場合、尽く他の台との競争に負けます。
その結果、何が起こるかというと、
あなたが打ち出してすぐ隣や真後ろの台が当たります。
以上の1️⃣から3️⃣は、あくまで一つの観点です。
また、激アツを10回も外して遠隔してると思ったとしてもまるで意味がありません。
何故なら激アツを10回外すまでに既に何万も投資してしまっているからです。
上の3つに限らず、あなたがパチンコ屋で打っていて、あれおかしいな、と思うことがあると思います。
その、おかしいな、というのはほとんどの場合正しいのです。
そして、少しでもおかしいなと思ったら、手遅れになる前に、粘らずその日は辞めるか、パチンコ屋を変えましょう。
また、インターネットで検索をすると、遠隔はありません、顔認証はゴト対策のもので出玉を制御するためのものではありません。と断言している媒体がいくつもあります。
そういう人達の論拠は共通していて、
①そんなことしなくてもパチンコ屋は儲かる
②遠隔がバレたら営業停止になる
③負けたことを店のせいにしているだけ
というものです。
でも釘をいじるのも風営法違反となるわけですが
釘をいじらずどうやってパチンコ屋は利益を出しているのでしょう?
同じ違法行為なのに、釘はいじるけど遠隔はしない理由はなんですか?
さらに遠隔をしているホールが過去にあったのに、どうして今はないと言い切れるのでしょう?
どこまでいっても遠隔や顔認証がないと言い切れる根拠はありません。
(むしろ、あるという人は教えてください。)
遠隔をされているかもしれないし、されていないかもしれません。
しかし、遠隔をされている可能性が0ではない以上、遠隔があった場合に備えるのが寧ろ当たり前ではないでしょうか。
ボーダー理論で勝つことはできるのか
今までの記事は、全てホールの出玉制御を前提にどう立ち回るのかという観点で書いてきました。
では、
パチンコやスロットで正統とされている勝ち方で勝つことはできるのか、ボーダー理論は間違っているのか
と気になる方もいるかと思うので、今回はその点について書いていきます。
結論としては、
条件次第ではボーダー理論で勝てます
ここでいう条件というのは、ボーダー20/kに対して25/k回るとかそういうことではありません。
ボーダー理論の説明はググればすぐ出てくるので割愛します。
ボーダー理論は
- パチンコの各台は独立に1/319なら1/319の確率で抽選していて、完全確率であること
- その他の外部からの干渉か全くないこと
を前提としており、この前提が成り立たなければ成立しません。
仮に、
パチンコ屋が出玉制御をしていたり、顔認証などで個人の収支をコントロールしていた場合には成り立ちません。
つまり、上の前提が成り立つお店であれば、ボーダー理論で勝つことができます。
しかし、厳密な意味でこの前提が成り立つのかどうかユーザーからは分かりませんよね。
ここで二つの視点を紹介します。
1 他の客の動向
ボーダー理論が成り立ち、ボーダー理論で勝てるお店であれば、
既に他の客が気付いていて、連日ボーダー理論で立ち回っているはずです(軍団などですね)
つまり、そのような客が複数いる店はボーダー理論の前提が成り立つお店である可能性が高いです。
逆に、プロのような人(同じ台を終日ぶん回す客)が1人もいない場合、ボーダー理論で勝てない(前提が成り立たない)お店である可能性があります。
例をあげると、僕がよく行くハリウッド品川やゴードン品川では
僕がパチンコを始めた当初、プロのような人が何人もいました。
連日、回る台を見つけ終日回す人ですね。
僕も当時は学生だったので、プロの人を何度も見ていました。
でも今のハリウッド品川やゴードン品川のパチンコにはプロが1人もいません。
なぜでしょう?
ハリウッド品川やゴードン品川には探せばボーダー以上に回る台は今でもあります。
にもかかわらずプロは1人もいなくなりました。
おそらく、プロがいなくなったのは、勝てないからです。
プロも馬鹿ではないので、長期的に見て、ボーダー以上に回る台を打っているのに、負けていれば、おかしいことに気づくはずです。
その結果、お店にプロが1人もいなくなったのです。
考えてみてください。
仮にボーダー理論で勝てるなら、
回る台を見つけて打つだけでお金がもらえるということになるので、客が殺到するはずです。
でも現実、ハリウッド品川やゴードン品川は閑古鳥です。
これがどういうことか分かりますよね?
次に2つ目の視点です。
2 釘の調整をいつ誰が行うのか
ボーダー理論が成り立つということは、お店はパチンコから利益をあげるために、釘の調整を行うはずです(ちなみに釘をいじることは風営法違反です)。
そうすると、例えば
お店が客にたくさんきてほしいときには釘をあけますし、
回収したいときには、釘を締めます
まずこれはいつ行うのかという問題があります。
都内であればパチンコ屋は10:00に開店し、10:45分に閉店します。
交換の関係で、客がお店に1人もいなくなるのは23:00頃でしょうか。
釘をいじるとすれば、23:00に客が1人もいなくなった後、開店の10:00までに行うことになります。
店長や店員も帰宅して寝るはずなので、釘をいじるための時間は2時間から3時間程でしょうか。
この間にお店にあるパチンコ台の釘をいじるのは相当時間との戦いになるはずです。
しかし、釘によって回収率を定めているとすれば、釘の位置はお店の収支に直結するので全ての台を見る必要があります。
そんな時間があるのでしょうか。
パチンコ屋には数百台のパチンコ台があります。
その全ての釘をいちいち調整しますかね?
次に釘を誰が調整するのかという問題があります。
昔は、釘をいじることを生業とした釘師という職業があったといいます。
仮に全国のパチンコ屋全ての釘を釘師がいじっているとすれば、釘師は全国にそれなりの数いるはずですよね。
しかし、皆さん釘師を見たことあります?
現代ではSNSが普及しているので、釘師の中の1人がTwitterなどを利用していてもおかしくない時代ですが、僕は釘師を名乗る人を1人も見たことがありません。
確かに釘をいじることは風営法違反なので表立って求人募集をかけられない事情があるのかもしれませんが、それでも1人くらいどこかにいてもおかしくはありません。
また、釘師という職業があった程、技術が必要となる作業を1店員がしているとは思えません。
確かに現在でもお店は釘をいじっていますが、それはもはや重要視されなくなったのです。
なぜでしょう?
釘をいじる必要がないから(釘をいじらなくても利益を確保できるから)ではないですか?
以上に見てきたとおり、ボーダー理論は二つの前提が成り立つ場合には勝つことができます。
しかし、現状そのような前提が成り立つお店は少なくなってきているのではないでしょうか。
どこのお店でも、数千円打っては辞め、台を変えるという人がほとんどで、プロのような人を見る機会は激減しました。
多くのホールでは、不可欠の前提が成り立たないため、ボーダー理論で勝つことは難しいということを示しているのではないでしょうか。
演出と当たりの関係について
今回は演出と当たりの関係について、書いていきます。
皆さんはパチンコの演出に関してどのようなイメージを持っているでしょうか。
演出は注意してみれば、自分の台の状況を知る手がかりになります。
演出のどの部分に注目すればよいのかについては、様々な意見があります。
巷では、少し調べるとこの辺について書いたネットの情報が出てきます。
例えば、
・すぐ当たる台は、打ち出してすぐ演出が起こる
・緑保留などある程度期待できる演出が頻発する台はよい台である
・激アツを外すとその台はしばらく当たらない
・保留変化や疑似連が起こらない台はしばらく当たらない
などです。
これらの情報は一面において正しいと思います。
確かに実際に当たる直前に演出が頻発することがよくあります。
しかし、一方で
・今まで演出が全く起こらなかったのに、突然赤保留が来て当たった
・激アツを外したけど、その後すぐにまた激アツがきて当たった
という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そうすると、演出で判断するというネットの情報は間違っているように見えませんか?
でもこれ、ある事を前提にすると矛盾なく説明がついてしまうんです。
何度も説明していますが、
パチンコの台は一台が独立しているのではなく、相互に影響し合っています。
そして、
台同士はシーソーの関係になっていて、ある台が爆発すれば必ずその犠牲となって凹む台が存在します。
これは実は演出についても当てはまります。
例えば、
- ある台に緑保留が入れば、他方の台にも追随するように緑保留と同等の演出がきます。
- ある台に激アツがくれば、他方にも激アツがきます。
- またある台に演出がなければ、他方にも演出が起こりません。
これは、自分の台の左右を観察すればよくわかります。
自分の台に緑保留が来た場合、前後数分以内に同等の演出が左右の台に起こります。
気になる方は実際にホールで確認してください。
その際、演出の過程は無視して発展先だけ見るとさらに分かりやすいです。
北斗無双でいえば、
- 弱リーチ(修羅場リーチ)
- 中リーチ(覚醒しなかった場合)
- 強リーチ(決戦以上)
に分類できます。
左右に中リーチが来た場合その前後数分以内に自分の台にも中リーチが来るはずです。
基本は上のパターンです。
これを利用すると、自分の台がこの後当たるか否かある程度判別できます。
まず、
1️⃣
左右の台に緑保留や赤保留が来たのに自分の台に何も起こらない場合
こういう場合、打っている台がその後当たる確率はかなり低くなります。
本来、自分の台にも同等の演出が来るはずのタイミングで何も起こらない
=しばらく当たらない
ということです。
次に
2️⃣
左右の台に赤保留以上がきて、自分の台にも赤保留以上の演出がきたが、自分の台は外れ、左右の台が当たった場合
これは皆さんも経験されたことがあるのではないでしょうか。
この場合も、打っている台がその後当たる可能性はかなり低くなります。
何故ならシーソーの関係が適用されるからです。
以前もどこかで書きましたが当たりと激アツ外れはワンセットです。
激アツを外したことにより、餌台認定され、その後打ち続ければ、左右の台に餌を与え続けることになります。
以上はやめ時に関するものですが、当たりを狙いにいくとき、
いつ打ち出すのがベストかというと
それは
左右含め隣近所に赤保留以上が来たタイミングです。
周辺に演出が来ているということは、自分の台にも同等以上の演出が発生しやすいのです。
そして、
打ち出して演出がこなければ1️⃣のパターンに当てはまるのでやめ、
激アツが来たが外れた場合かつ同時に周辺の台に当たりが入った場合は、2️⃣のパターンになるので、辞め
となるわけです。
ただし、2️⃣のパターンには例外があり、それは左右の台が当たったが単発やしょぼ連で終わった場合です。
この場合は、自分の台にも再度チャンスが来ることがあります。
なので、2️⃣のパターンでは一度離席し、当たった台の動向を確認するのも有効ですね。
説明は以上です。
以下はある日のハリウッド品川での演出の流れを書きますので、分かりにくかった人は参考にしてみてください。
この日打ったのは烈火の炎で、左には戦国乙女、右には萌萌大戦争という位置。
打ち出すと、1kほどで
入賞時フラッシュ→ジャッジメント(カード二枚)→虚空召喚チャンス
虚空召喚チャンスはワンチャンの演出ですが、外れます。
無双で言えば一撃当選に相当しますかね。
すると、その直後1分以内に
左の戦国乙女に、
戦国乙女保留が入り、
萌カットイン、家康リーチ、強カットイン
→当たり
そのまた二分後、右の萌萌大戦争に赤保留が入り、
最強リーチに発展し当たり
烈火の炎の入賞時フラッシュを起点に左右に演出が起こっているのがわかると思います。
その後、他の台を確認しつつ戻ると
戦国乙女は確変スルー
萌大戦争は4500発ほどの出玉がついていました。
戦国乙女が確変スルーだったため、再度烈火の炎を打つと
打ち出して1.5k程で
萌え萌え大戦争に赤保留
→最強リーチに発展
それとほぼ同時に
戦国乙女に、金保留
金扉など金系演出盛り盛り、萌カットインあり
それに追随するように
烈火の炎にも
金系の演出が入り、風子共闘リーチ、テロップ金が入ります。
結果どうなったかというと
当たったのは戦国乙女と萌え萌え大戦争
外れは烈火の炎
です。
どうですかね。
言葉では少し分かりづらいかもしれませんが、
同じタイミングで同等以上の演出が並びで起こっているのが分かると思います。
これは都内の多くのパチンコ屋で確認しています。
ハリウッド品川やゴードン品川では特にこの傾向が顕著に出ていますので、行かれる方はぜひホールで確認してみてください。
1/13 稼働日記
成人の日で祝日でしたが、この日は蒲田での稼働です。
結果は
投資1k回収4kです。
打ったのは、マルハン蒲田店。
以前にも書きましたが、この店は優良店です。
スロットの方はあまり触ってないですが、パチンコは稼働や出玉は都内でも有数ではないでしょうか。
しかし、
この日は一見して回収日でした。
そのように判断したのはいくつか理由があります。
まず、入店したのは16時ごろでしたが、
1️⃣明らかに箱を積んでいる台が少ない。
これは一回や二回行っただけでは分かりませんが、何度も行けば、その時間帯の箱を積んでいる台のお店の平均が分かると思います。
箱を積んでいるかどうかだけで回収かどうか判断できないと以前に書きました。
それは当日の様子だけを見て判断してはいけないということ、既に出して帰った客がいる場合もあるからです。
また、多いか少ないかは比較対象がないと判断できないはずです。
しかし、いつものホールの平均値と比較して、箱を積んでいる台が多いか少ないかは大事な視点になります。
2点目は
2️⃣前日、前々日と比較して明らかに大当たり数が少ないことです。
ホールをざっと一周して、
例えば、大当たり数が
当日 5
前日 30
前々日15
という台が多数散見された場合、回収日であることが疑われます。
つまり、前日前々日の大当たり数と比較して、当日の大当たり数が大きく下回る台が多数散見される場合です。
このように大きく大当たり数が乖離する要因は
前日が開放日であった
当日が回収日である
当日の稼働率が前日と比較して明らかに少ない
の3つが考えられます。
つまり、稼働率が、前日や前々日あるいはホールの平均と比較して、大差ないにもかかわらず、上の例のように大当たり数が大きく下回る場合、
多くの場合、回収日です。
この日のマルハン蒲田の稼働率は、80%程度で稼働率は若干低いものの、いつもと大差はありませんでした。
しかし、当日の大当たり数が一桁の台が大半で、大ハマりからの単発が散見されました。
間違いなく回収です。
稼働率がいつもより若干低いのも、回収日で負けまくった客が既に帰っているためでしょう。
そのような中、ホールをもう一度見渡すと、そのような回収にもかかわらず一角だけ大当たり数、当たりまでの回転数が前日前々日と比較して、状況がよあかエリアがありました。
中には、前日前々日の大当たり数を大きく上回る台もありました。
いずれにせよ回収日なので、この解放島に5kまでと決めて、投資開始です。
選んだのはAKB。
打ち出すと0.5kで赤フラからの弱SP→ジャンケンに発展。
これが外れ。
しかし、感触はよいです。
さらに追加0.5kで入賞時フラッシュから、赤フラ→ジャンケンに発展。
チョキであいこからのチョキであいこ。
当たりです。
右打ちすると3テンし、突破。
その後5連するも16R一度も取れず。
回収2000発ほど。
さすがに解放島でも、回収日だと伸びませんね。
その後シンフォギアなど打ちますが、どれもよくなく辞め。
投資1k回収4kです。
地味ですが、僕にとってはかなり価値のある稼働でした。
お店の状況(通常営業なのか、回収なのか、解放なのか)、島の状況を看破する、このような稼働を続けていれば、地味でも確実に勝つことができます。
3万円入れて5万円回収して、結果2万円勝ちというような稼働はほとんどの場合、下手くそな人です。
3万円入れるというリスクを負ってでも追う価値のある日や台というのは稀だからです。
にもかかわらず、3万円も投資してしまっているのです。
当たりやすい時間について
さて、今回はホールの当たりやすい時間ついて少し具体的に書いていきます。
具体的なホールを挙げ書いていきます。
おさらいですが
パチンコ、パチスロで当たりを取るための要素は
①グループ
②時間
③台の状態
④お店の設定
大きくはこの4つであり、これらの要素が複合的に影響し合い、当たり・外れに影響を与えています。
今回はこの②について書いていきます。
結論から言うと、ホール共通でこの時間は出るという時間はありません。
ホールが出玉を出す目的は、🅰️お客さんに還元すること、🅱️出玉をアピールすることの二つです。
🅰️について、
ホールがどの層の客を大事に扱うか、どの層を回収のターゲットにするかは、ホールの立地や稼働状況によって大きく違います。
例えば、あるホールでは主婦や老人を大事にしているが、また別のホールでは主婦や老人を回収のターゲットにしていることもあります。
🅱️について、
🅰️にも関連しますが、ホールが出玉をアピールするのは、何故だと思いますか?
それは回収するためです。
例えば、多くのホールでは稼働率が上がる時間の直前に出玉をある程度還元し、出玉が出ていることをアピールします。
誰も当たっていなければ来店した客が「このお店は出ていない」と思い帰ってしまうからです。
サラリーマンが多く来客する店であれば、サラリーマンが仕事を終えてホールに来るのは18時から19時ですよね。
そうすると、その直前の17時頃は還元する時間になりやすいです。
ざっとこういった傾向が見られるものの大事なのはあなたが通うホールがどの時間に還元しているのか把握することです。
例えば、僕がよく行くハリウッド品川を見てみましょう。
まず1月6日新台で入った「ひぐらしの鳴く頃に」のデータを示します。
1月9日の出玉グラフです。
、
(余談ですが、このお店は多くの場合新台から回収するのですが、この台は還元設定のためよく出ています。)
このデータを見ると
270番、272番、273番の台が一撃1万発以上の出玉を出していることが分かると思います。
大事なのは、この出玉が「いつ」出たかです。
270番はこの日2回一撃1万発以上当たっていますが
一度目は
11時7分から
2度目は
17時37分からです。
次に272番を見てみましょう。
この台が一撃1万発の出玉を出したのは
19時40分からです。
最後に273番を見てみましょう。
この台も一撃1万発以上の当たりが2回ありますが
1度目は
13時33分から
2度目は
17時13分からです。
ひぐらし5台の初当たりの内一撃1万発を超えたのは5回ですが、その内の4回は18時までに当たっています。
19時以降は、272番に一撃3万発を超える出玉があったのみで、その他の4台はどれもハマっており、初あたりを引いてもしょぼ連しかないことが分かると思います。
つまり、
この店で18時以降は打つ価値があまりないんです。
例にあげたひぐらしは一例にすぎません。このホールでは一撃1万発以上の出玉は夕方までにほとんど出し尽くします。
終日稼働がほとんどないコーナー(1/10時点ではバイオハザードやハットリクンのコーナーなど)においても、大きな当たりのほとんどが夕方までに出ています。
サラリーマンが夕方から夜来店して入れたお金は、昼から夕方までに主婦や老人に還元されています。
1月10日の翌日の1月11日の15時15分時点のひぐらしのデータを示します。
271番に8000発の出玉
272番に2万5000発の出玉がついています。
この当たりどちらも11時30分に50回転ほどで当たっています。
夜どんなに入れても当たらなかったひぐらしが翌日昼になると数十回転で当たり、一撃1万発です。
これは前日サラリーマンの方々が入れたお金です。
残りの3台はハマっていますが、おそらくここから18時までに1台か2台ハマりから巻き返す台が出てきます。
それから18時を超えて、サラリーマンが来る時間帯になると、昨日の設定が続くようであれば、一撃1万発を超える台は1台もないかあって1台でしょうね。
そして、また昼還元します。
この繰り返しです。
今見たのはハリウッド品川ですが、ホール毎に必ず大当たりしやすく、一撃1万発を超える台が偏る時間が必ず存在します。
サイトセブンなどで確認すれば30分もかからないと思います。
ハリウッド品川のようにここまでハッキリしているお店ばかりではないですが、見るだけでもそのホールの姿が見えてきます。
1/5 稼働日記
この日は品川で稼働です。
まずはゴードン品川。
年末年始回収が続いた後の5のつく日でイベント日でした。
店内を見ると明らかに出ています。
このお店は5のつく日必ず出すわけではないですが、年末年始最終日ということもあったのかパチンコスロット共にかなり盛り上がっていました。
まず打ったのはスロットのG1優駿。
4kで初あたり4回取りますが、どれも単発。
初あたりも軽く、連閥チャレンジに複数回いくなど、高設定挙動でしたが捨てます(設定推測要素や台の情報は他のサイトに譲ります)
初あたりの内一回は三冠候補でしたが、単発。
前に記事に書いたことがある出す気がない(出すことができない)高設定ですね。
とはいえ、さすがに開放日だけあって初当たりを複数回取れたのは幸運でした。
次に打ったのはパチンコゴッドイーター。
これが投資1kで当たり。
この当たりで5000発ほど。
その後AKBやハイフリを打ちますが感触がよくない。
その後立ち回りますが、メインどころの空きがなく、めぼしい台が見つからなかったため、退店。
3500発程持ち帰り、店を移動します。
次に行ったのはハリウッド品川。
ぱっと見で出ていないことが明らかでした。
データを見ていますが、この店年末からもうずっと回収です。
参考までに台のグラフデータを載せます。
まず新台AKBから。
次にシンフォギア。
このくらい出てないとさすがに普通の客でも回収日だと分かるので、客もあまりいません。
ここで悪い癖が発動してしまいます。
ある程度狙って当てられるようになると、陥ることですが
自分が頑張れば店の状況が悪くても当てられると錯覚するんです。
これは大きな間違いです。
以前の記事にも書きましたが、状況がよくないお店でいくら立ち回っても勝つことは難しいです。
もちろんそれでも運良く勝つことができることもありますが、そのようなことを続けていればどこかで必ず大きな負けがきます。
この日のハリウッドでの立ち回りはそれがまさに現実になりました。
可能性のある台を打ちますが、激アツをことごとく外し、気づけば投資30kです。
回収と分かっていながら打ってしまうのがパチンコの怖いところです。
ここでゴードンに戻ります。
時刻が8時近くなっていたのもあり、稼働率4割ほどに落ち着いていました。
まず、無双を打ちます。
3台ほど打ちますが、どれも感触がよくなく辞め。
その後義風堂々を打ちます。
2k程でキセル、赤保留、3テンが絡みますが外れ。
もう当たりは残っていないようです。
次にバジリスクを打つも反応なし。
最後に花の慶次を打ちます。
これが投資1.5kで当たります。
ようやくヒットしました。
保4赤保留から。
4連で約8000発獲得。ゴードンでの投資は14kです。
この後さらに北斗天昇を打ちます。
これが6.5kで当たり。
880枚獲得。
ここで稼働終了です。
総投資52k回収52k。
結果的に負けてはいませんが、数時間稼働してプラスマイナス0なので実質的には負けです。
何度も言いますが勝敗はお店選びでほとんど決まります。
パチンコ業界の変化
お久しぶりです。
ブログの更新はしていませんでしたが、相変わらず稼働はしています。
今回は、①パチンコ業界の変化、②それが稼働に与える影響について書いていきます。
まず①についてですが、
僕がパチンコを始めた3年前から4年前とパチンコ業界はかなり変化しました。
ご存知のとおり、
パチンコではMAXと呼ばれた1/399の機種はなくなり、新基準では1/319となりました。
スロットでは主要機種であった旧基準が徐々にホールから消えています。
さらに多くの地域で交換率も4円や20円ではなくなりました。
これらの変化により、パチンコもスロットも初当たりに対する期待出玉が大幅に削られました。
しかし、一方で吸い込みが規制されたかというと、吸い込みは変わっていません。
入れるお金は一緒でも出てくる玉やメダルが減ったのです。
流行りの6号機であるリゼロや北斗の吸い込みは5号機と何ら変わっていません(コイン持ちだけはよい)。
しかし、一度の大当たりで取れる出玉は2400枚が限度です。
パチンコも継続率や出玉は規制されましたが、以前より当たりやすくなったかといえば、そうではないのが現状です。
回収がひどいホールでは2000オーバーのハマりや、単発ばかりの状況が目立ちます。
つまり、パチンコ、パチスロは勝ちにくくなったのです。
その結果、客数が激減しました。
僕の周りでもこの変化は目に見えて明らかです。
僕のマイホは新基準導入まで昼夜問わず稼働6割は超えており、賑わっていましたが
今では主要機種に多少客がいる程度で、稼働率は全体で3割とかです。
我々客にだけ不利な変更がされ、その結果客足が激減。
ホールやメーカーは頭を抱えているでしょう。
次に、②これらの変化が我々客に与える影響についてですが、
パチンコ業界は、客が減っても一定の売り上げを確保するため、そのしわ寄せが客にきています。
数年前と比べて遊戯人口は激減していますが、大手のパチンコ店の売り上げはそれ程減っていません。
つまり、客1人に対する単価が上がったんです。
その証拠に統計によれば、数年前と比べて客が一年でパチンコに使うお金は2倍程に上がっています。
つまり、負ける人が増え、その負け額も倍増したんです。
当然、これが続くとさらに客数は減ります。
しかし、パチンコ業界は自分の売り上げは下げたくないので、さらに客に負けてもらう必要があるんです。
規制緩和がなされない限り、この傾向はしばらく続くでしょう。(お上が何故このようなことをするのか
についてはまた次回にでも)
このような状況で、勝てる台というのも減っています。
パチンコでいえば釘は閉められていますし、スロットも設定は期待できません。
ホルコン的なことをいえば
以前のように、グループ判別をしても素直に当たらなかったり、当たっても単発ということが圧倒的に増えました。
これは当然なのです。
以前このブログでも書いたように、
パチンコ屋は、客が入れた金から売り上げや人件費などの費用を除いて、一部を客に還元します。
しかし、数年前と比べて客足が激減したことにより、客が入れる金も減っています。
すると、当然還元される金も減ります。
パイが潤沢にあった時代は終わったんです。
またパチンコ屋は、還元の仕方も随分変えています。
例えば、以前はあまりなかった宵越し、翌日持ち越しが増え、当日の状況だけを見ても勝てなくなりました。
状況が変われば、立ち回りも当然変わってきます。
変化に対応できなければ滅びるしかありません。
このような状況でも立ち回ることができる方法を見つけることが大事なんです。
それができなければパチンコを辞めるほかありません。