弁護士がガチでパチンコやってみた

慶應卒弁護士がガチでパチンコでお小遣いを稼ぐブログです。

遠隔操作の実態について

みなさんお久しぶりです。

 

8月ぶりの更新となりますが、いくつか記事にしたい出来事があったので、書いていきます。

 

今回はタイトルのとおり、遠隔操作について書いていきます。

 

ちなみに、ここで私が言う遠隔操作とは、島全体の出玉管理ではなく、お店が個人を標的にして当たらせる/当たらせない操作をすることをいいます。

 

 

今まで何度か遠隔操作について書いてきていますが、まずは下の記事を見てください。

これは週刊文春のオンラインの記事で、闇スロのオーナーを取材したものです。

 

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ここにはこう書いています。以下、抜粋します。

 

「裏ロムも遠隔もどのパチンコホールでもやっているという認識でいい」

「ロムや遠隔はもともとパチンコ店が確実に儲けるための仕組みだったのです。それを裏スロ店も踏襲しているわけです」

「この客を200万負けさせるというようなイカサマも簡単に出来るのです」

 

週刊誌の記事で他の媒体と比較して信憑性が低いことは承知の上ですが、

記事を書くということは、出版社は記事がデタラメであればパチンコ業界からクレームを受けてしまうため、一般的にはちゃんと取材をしていることを意味します。

 

週刊誌の記事といえど、ちゃんとした取材すらしていない場合、名誉毀損にあたりうるからです。

 

また、内容の信憑性についてですが、

当たり前ですが、パチンコ屋やメーカーが出す情報には、都合の悪い情報は一切記載されません。

パチンコ店も苦肉の策でyoutubeチャンネルやTwitterアカウントを開設したりして、遠隔操作はありませんとか言ってますが、遠隔操作があろうがなかろうが、パチ屋が「遠隔操作はあります」なんていうわけがないんです。

 

そして上の記事にも書いてあるように、遠隔操作の実態は内部的にも秘密でなくてはならないのです(バレると警察沙汰になるため)。

 

上の記事のようなパチンコ店の実態を、それと表裏の関係にある裏スロ店が暴露するというのは、信憑性が高いのではないかと個人的に思います。

 

例えるなら、窃盗の防犯のことは実際に窃盗をしていた元窃盗犯に聞いた方が効果的だったりするのと同じです。

 

 

 

もっともこれは、遠隔操作があるかないかの次元の話なので、パチンコを打つ上であまり重要な情報ではありません。

 

 

 

もっとも重要なのは、遠隔操作をされている場合にどう避けるか、遠隔操作をされないためにどうするか、ということです。

 

これを考える上では、ホール側の視点が不可欠です。

つまり、ホールがどういう客が嫌いなのか、ということです。

基本的な視点は、パチンコホールにとって都合のいい客には基本的に遠隔をしないし、逆に都合の悪い客には遠隔をすることがあるということです。

 

 

では、どのような客がパチンコ店に都合が良く、どのような客が都合が悪いのかですが、以下にいくつか項目を挙げたいと思います。

 

パチンコ店はこんなお客さんが好きです

 

・長く同じ台を打つ人

・素行がいい人

・台移動を頻繁にしない人

・女性

・休憩をあまり取らない人

 

パチンコ店はこんな客が嫌いです

 

・頻繁に台移動をする人

・素行が悪い人

・休憩を頻繁にとる人

 

 

どうしてそのように言えるのか少しだけ説明をします。

まずパチンコ店は客商売なので、稼働率が一つの経営上の指標になります。

 

したがって、稼働率をあげてくれるような客、長時間あまり休憩を取らず同じ台を打ってくれる人は大歓迎なのです。その上で、台パンなどをしない素行のいい人であれば、ハマっていれば救済の遠隔操作(当たらせる遠隔)をすることがあります。

言葉を選ばずにいえばパチンコ屋に都合の良い扱いやすい馬鹿な客ですね。

 

そして、パチンコのユーザー層は業界的に、男性が多く、年齢層も比較的高い傾向にあります。

 

したがって、来客効果の観点から、若い女性客(女性というだけでもよい)は、パチンコ店は大歓迎です。

 

 

これはハリウッド品川で特に顕著です。

観察すれば分かりますが、長時間打つ人や女性が優遇されていて、ドル箱を積みまくってる人は上のパターンのいずれかに当てはまることが多いです。

 

 

逆に、台移動を頻繁にする人、休憩をたくさん取る人は、歓迎されません。また素行が悪い(台パンなど)人がいると他の客に影響が出てしまうためこれも歓迎されません。

 

そして、台移動を頻繁にする人の多くがレベルはさておきパチンコ店が何かおかしなことをしていることに感づいている人です。

そのような人がお店の上澄みの当たりをかすめとっていけば、他の客(特にボーダー理論で粘っている人)に示しがつきません。

 

したがって、このような客には当たらせない遠隔、や当たってもショボ連か単発の遠隔を仕掛け、一方で粘っている客や女性客に当たらせる遠隔をするわけです。

 

 

より具体的な事象で示すと、

当たる可能性の台を見つけうまく当てた時、隣近所に粘っている客がいると、自分が当てた台は単発かショボ連で、直後に後追いでその粘っている客が当たり連チャンを重ねるということがよくあります。

 

これを僕は後追いリーチと個人的に呼んでいますが、これが遠隔操作の実態です。

 

また、遠隔で無理矢理当てさせた場合、グループ内の出玉管理が狂うので、とんでもないハマり台(1/319なら1500ハマり以上)が出現する傾向にあります。

 

 

蛇足ですが、遠隔操作も巧妙化していて、当たらせない遠隔よりも当たってもショボ連、単発が頻発する遠隔がよく使われる傾向にあります。

考えれば分かりますが当たらせない遠隔をして10倍ハマりとかすれば流石におかしいことが誰にでも分かります。今はSNSの時代なので、おかしなハマりをすれば、店が晒される可能性もあります。

 

 

しかし、昨今の台は牙狼マクロスなど単発なら200発とかしか出ない博打台が多いので、単発なら当たらせてあげても問題ないのです(実際にホールでガンダムユニコーンが9回連続通常を引いているのを見たことがあります。)

むしろ、お店としては、大ハマりのデータを表示するよりも単発の連続を表示する方が、見た人は遠隔だと思いづらいはずです。

 

 

以上がパチンコ店側から考えた視点です。

 

 

ではこれを踏まえどうパチンコと付き合っていくかですが、言うまでもありませんが、上に書いたようにパチンコ店はイカサマなので行かないのが一番良いです。

 

とはいえ、僕もそうですがパチンコは楽しいし打ちたいって人が多いと思います。

 

 

 

そういう人に向けて遠隔操作をできるだけ避けるための方法をいくつか提案します。

 

・まず、自分が行くホールをできるだけたくさん用意してください。

・1週間で五万以上勝ったホールには少なくとも1週間行くのを避けてください、

・なるべく大きい店で、お客さんが多くいる店に行ってください。

・おかしいなと思ったらすぐ店を変えてください(少しでも感じたらその時が退店のベストタイミングです)

・店を変えるのが難しければ、普段パチンコを打つ人ならスロットに、普段スロットの人はパチンコに移動してください。

 

 

これは全て理由があります。

個別の遠隔操作は全て人間が何らかの操作を行なっています。なので、手動の限界があります。

そうすると、まず店の要注意人物のリストにあげられないことが重要なのです(エスパス系列の社員に直接聞いた話ですが、会員カードを見ればお店側は要注意人物かどうか分かるそうです。)

したがって、お店が大きくお客さんもたくさんいれば、そのリスクは低減できます。

 

同じ理由で同じ店に通い続けると否が応でも顔を覚えられます。勝っていればなおさらです。

 

 

またこれは、僕の体感で確定的な証拠があるわけではありませんが、パチンコとスロットの遠隔は別物なのではないかと思います。

したがってどちらかがダメでももう片方は問題ない可能性があります。

 

長くなりましたが今回は以上にしたいと思います。